概要
本ページでは、OBS Studio(Open Broadcaster Software、以下OBS)をインストールしたことがないMacユーザー向けにインストール手順を解説していきます。
Windows 10, 11へのインストール方法は、別ページを参照ください。
インストール手順
前提条件
Macへのインストールを始める前に、Macに搭載されているCPUのアーキテクチャと、macOSのバージョンを確認する必要があります。
前者は搭載CPUによってインストールするOBSのバージョンが異なるため、後者は2024年1月10日時点でMac版のOBSはmacOS 10.15以降に対応とされているためです。
この2点を同時に確認しましょう。Macの画面左上のAppleロゴをクリックし、”このMacについて”をクリックします。
すると、以下のようにMac本体のスペックやOSバージョンに関する画面が表示されます。macOSのバージョンによって、この画面のインターフェイスは少々異なります。この画面の”プロセッサ”と”macOS”の欄を確認しましょう。
まず、”プロセッサ”欄を確認してください。
上記のように”Intel Core 〇〇”と書いてある場合は、Intel版のOBSをインストールします。
“Apple M◯”と書いてある場合は、Apple Silicon版のOBSをインストールします。
次に、”macOS”欄に書いてある数字が、10.15以上かどうかを確認してください。
macOS 10.15以上であればインストール可能です。例えば上記のmacOSは14.2.1なので、インストールできますね。10.15より前のバージョンをお使いの場合は、まずmacOSの更新を行ってください。
インストーラの入手
OBSをインストールするにあたって、必ずOBS公式サイトからインストーラをダウンロードします。URLが”obsproject.com”で始まっていることを確認してください。それ以外の場所でのインストーラのダウンロードは、ウイルスが仕込まれているなどの悪意のある編集がなされている可能性があるため絶対に行わないでください。
OBS公式サイトでは、原則として最新バージョンのインストーラを使用することが推奨されています。ダウンロードページに到達したら、
Intel版のOBSをインストールする場合は、x86_64/Intelの「ダウンロードインストーラ」を、
Apple Silicon版のOBSをインストールする場合は、arm64/Apple Siliconの「ダウンロードインストーラ」をクリックします。
サイトの変遷後数秒でインストーラのダウンロードが開始されます。これを任意の場所にダウンロードします。開始されない場合は”Try again”をクリックします。
インストールの実行
執筆時点(2024年1月10日)でのOBSのバージョンは30.0.2ですが、バージョンが異なっていてもインストール手順に差異は殆どありません。
ダウンロードしたインストーラ(dmgファイル)を開くと、”OBS.app”と書かれたアイコンと、”Applications”と書かれたフォルダアイコンの2つが表示された画面が出てきます。その画面上で、OBSのアイコンをフォルダアイコンにドラッグしてください。
その後数秒でOBSのインストールが完了します。Launchpadを開くと、OBSのアイコンが追加されています。
OBSの起動
Launchpadを開くと、アプリ一覧にOBSが追加されています。
OBSのアイコンをクリックすると、初回起動時のみ以下の確認画面が表示されるので、“開く”をクリックしてください。
(App Storeを介さずにインストーラより導入したアプリの初回起動時には、この画面が表示されます。)
その後、以下のような起動画面が表示されればOBSのインストールは完了です。お疲れ様でした。