規約などに書かれているルール
1.皆で仲良くする
最初にこのルールを設定する意味としては、やんわりと伝えることによって、この先のルールの全体像を把握してもらうという意味があります。
基本的に配信ルールは言葉が強くなりがちなので、最初からあれはダメ、これはダメと書いてあるとやや入りづらい雰囲気になってしまいます。
雰囲気を和らげるためのクッション材・ルールの全体像としての役割を果たしてくれるのが『皆で仲良くする』というルールです。
具体的な例を見ていきましょう。
a. コメント欄で喧嘩はしないというルール
これは題名の通りで、リスナー同士での喧嘩が始まると他のリスナーやライバーである自分自身が不快になりますし、リスナーの離脱にもつながってしまいます。
b. 挨拶や、困っている人は助けていただけると嬉しいです。
ライバーはすべてのリスナーに1人ずつ丁寧に対応できないこともあります。そんな時はリスナーの方々に助けを求めましょう。
ライバーとリスナーともに優しく迎え入れることで、新規の方も入りやすい雰囲気になります。
c. リスナー同士の会話は控える
基本的に配信は配信主とリスナーのコミュニケーションのやり取りになります。
リスナー間で会話が進んでしまうと、ライバーであるこちらが配信をしづらい雰囲気になってしまうこともあります。
もちろん、リスナー間での会話をOKにすることもよいですが、ライブ配信とリスナーの会話をうまく調整していくことが必要になります。
2. スパムや荒らし行為は禁止する
コミュニティガイドラインや規約などでも書かれていることですが、すべての人がこれらの規約を読んでいるわけではありません。
そのため、スパムや荒らし行為を禁止するルールは書いておくとよいでしょう。
また、該当する行為を見つけた場合もリスナーの方々は反応しないようにする旨も書いておくと効果的です。
3.不適切な内容のコメントを規制
スパムや荒らし行為に関連するところではありますが、センシティブな話題や過度な下ネタなどを規制しておくとよいでしょう。
また、政治や宗教、暴力や犯罪などに関する話題も制限しておくのがベターです。(これらを取り扱うライバーであれば難しいかもしれませんが)
4.ハト行為(伝書鳩)の規制
ハト行為(伝書鳩)とは簡単に説明すると、ライバーのAさんに対して、
- 「ライバーBさんが××していたよ。」
- 「ライバーBさんが□□って言ってたよ。」
- 「ライバーBは今△△にいるよ。」
といったように、『他のライバーの配信に出向き、得た情報をしているライバーに伝達する』という行為です。
その派生として、
- 話題に出ていない他のライバーの話をすること
- 逆に、他のライバーの配信で視聴しているライバーの名前を出すこと
- 他のライバーの配信に行くことを報告すること
なども含まれる場合があります。
ライブ配信の歴史も長くなり、多くの方が知っていることでもありますが、良かれと思ってやってしまうリスナーの方もいるかもしれません。
そのため、ハト行為の規制を記載しておくとライブ配信の視聴に慣れていない方も安心して見ることができるでしょう。