こんにちは。
今回はライバーをするにあたって必ず通る道といったも過言ではない、配信ルールの制定について紹介していこうと思います。
本当は配信ルールなんて作りたくない、でも作るしかない
いきなり何を言っているんだといいたくなると思いますが、本当はルールは作りたくないというのが本音です。
というのも、
- ルールを作る手間がかかる
- リスナーにルールを読んでもらう手間がかかる
- ルールを作ることでライバーもリスナーも自由が奪われる
など、ルールを作ることは多大な手間とデメリットがあるのです。
すべての人が良識を持っているならルールを作る必要はないのですが、残念ながらすべての人が良識のもと動いているわけ手はありません。
その為、ルールを作ることで配信の治安を守っていくことが必要になってきます。
規約などに書かれているルール
配信をする方は必ず目を通しておきたい(もちろんリスナー側としても目を通しておくべきではある)、各配信サイトのルールが記載されたページです。
YouTubeおよびtwitchのリンクを下記に記載しておりますが、配信したいサイトのコミュニティガイドラインなどにはしっかりと目を通しておきましょう。
1.皆で仲良くする
最初にこのルールを設定する意味としては、やんわりと伝えることによって、この先のルールの全体像を把握してもらうという意味があります。
基本的に配信ルールは言葉が強くなりがちなので、最初からあれはダメ、これはダメと書いてあると入りづらい雰囲気になってしまいます。
雰囲気を和らげるためのクッション材・ルールの全体像としての役割を果たしてくれるのが『皆で仲良くする』というルールです。
では次に、皆で仲良くするというルールによく付随するルールの例を見ていきましょう。
『コメント欄で喧嘩はしない』というルール
これは題名の通りで、リスナー同士での喧嘩が始まると他のリスナーやライバーである自分自身が不快になりますし、リスナーの離脱にもつながってしまいます。
喧嘩の抑制に派生して、荒らし行為やスパムの抑制にも繋がるところになります。
『リスナー同士の過度な会話は控える』というルール
面白いコメントに対する「www」や「草」など、一部例外を除いたリスナー同士の会話は抑制しておいたほうがよいでしょう。
リスナー間で会話が進んでしまうと、ライバーであるこちら側が話をしづらい雰囲気になってしまうこともあります。
ヒートアップしすぎてリスナー同士の喧嘩になってしまったら目も当てられません。
もちろん、リスナー間での会話をOKにすることもよいですが、ライブ配信とリスナー同士の会話をうまく調整していくことが必要になります。
2. スパムや荒らし行為は禁止する
コミュニティガイドラインや規約などでも書かれていることですが、すべての人がこれらの規約を読んでいるわけではありません。
そのため、スパムや荒らし行為を禁止するルールは必ず書いておきましょう。
また、『該当する行為を見つけた場合もリスナーの方々は反応せず、ブロック・通報してくださいという』旨も書いておくと、より効果的です。
3.不適切な内容のコメントや連投を規制
スパムや荒らし行為に関連するところではありますが、センシティブな話題や過度な下ネタなどを規制しておくとよいでしょう。
また、政治や宗教、暴力や犯罪などに関する話題も制限しておくのがベターです。(これらを取り扱うライバーであれば難しいかもしれませんが)
コメントの連投もチャットが埋まってしまい、他のリスナーのコメントを拾いづらくなってしまいます。
荒らし行為に該当する場合があるので、過度な場合はブロックや通報の対象としてもよいでしょう。
4.ハト行為(伝書鳩)の規制
ハト行為(伝書鳩)とは簡単に説明すると、ライバーのAさんに対して、
- 「ライバーBさんが××していたよ。」
- 「ライバーBさんが□□って言ってたよ。」
- 「ライバーBは今△△にいるよ。」
といったように、『他のライバーの配信に出向き、得た情報を視聴しているライバーに伝達する』という行為です。
その派生として、
- 話題に出ていない他のライバーの話をすること
- 逆に、他のライバーの配信で視聴しているライバーの名前を出すこと
- 他のライバーの配信に行くことを報告すること
なども含まれる場合があります。
ライブ配信の歴史も長くなり、多くの方が知っていることでもありますが、良かれと思ってやってしまうリスナーの方もいるかもしれません。
そのため、ハト行為の規制を記載しておくとライブ配信の視聴に慣れていない方も安心して見ることができるでしょう。
5.『挨拶をいただけると嬉しい、困っている人は助けていただけると嬉しい』という記載
基本的に配信は配信主とリスナーのコミュニケーションのやり取りになります。
その為、挨拶をいただくだけでも
- どのような名前の方が来てくれたかという把握ができる
- どこから来てくれたのかという会話のタネになる
- 既存のリスナーの「いらっしゃい」といった反応によるコメント活性化の起爆剤になる
など、様々なメリットがあります。
しかし、ライバーはすべてのリスナーに1人ずつ丁寧に対応できないこともあります。そんな時はリスナーの方々に助けを求めましょう。
「困っている方がいたら助けていただけると嬉しい」という旨の記載をしておくことで、後に紹介する『リスナー同士の会話は控える』というルールの例外を示すこともできます。
ただ、リスナーの人数が大きくなってくるとライバー・リスナーともに対応自体が難しくなってくるため、規模の拡大とともに記載を削除することも視野に入れましょう。
ルールの記載例
- みんな仲良く!喧嘩はしないでね!
- 待機所でのおしゃべりはしないでください!
- 配信に関係のないコメントや連投などはダメだよ!
- 誹謗中傷や荒らし行為は禁止です!見つけてもスルーしてブロック!
- 他の人の配信で○○(名前)を話題は出さないでね!
まとめ
今回は配信ルールについて紹介していきました。
ぜひルールを作るうえでの参考にしていただければと思います。