音声にノイズが乗ってしまう原因はいろいろありますが、マイクの選び方とOBSに施す設定で大抵は解決します
OBS(Open Broadcaster Software)でノイズが乗りにくくなるように音声のプロパティを設定する方法は、以下の手順に従って調整できます。ノイズの原因にはさまざまな要因が考えられますが、ここではマイクの設定に焦点を当てています。
- OBSを起動してください。
- ソースを追加します。このソースは、音声ソース(通常はマイク)を含むシーンになります。既存のシーンがある場合、それを使用することができます。新しいシーンを作成することもできます。
- ミキサーウィンドウを開きます。OBSのメインウィンドウには、ミキサーと呼ばれるセクションがあります。これは音声入力と出力を調整するのに役立ちます。
- マイクの音量調整:ミキサーで、マイクの音量スライダーを調整して、適切な音量レベルに設定します。ノイズが入りにくいように、適切な音量設定が重要です。音量が高すぎるとノイズも増えることがあります。通常、音量は-6dBから-3dBの範囲が理想的ですが、具体的な設定はマイクの種類や個々の状況により異なります。
- ノイズゲートを設定:ノイズゲートを使用すると、一定の音量未満の音はカットされ、ノイズが軽減されます。OBSのミキサーセクションには、ノイズゲートを設定するためのオプションがあります。通常、以下のような設定で始めると良いでしょう:
- Threshold(閾値):音量がこの閾値未満の場合、ノイズゲートが音をカットします。適切な閾値は、あなたの声の音量と環境に依存しますが、通常は-30dBから-20dB程度が適しています。設定を試行錯誤しながら調整してください。
- Attack Time(アタック時間):音量が閾値を超えたときにノイズゲートが開くまでの時間です。通常、短い時間(20msから50ms)が適しています。
- Release Time(リリース時間):音量が閾値未満になったときにノイズゲートが閉じるまでの時間です。通常、長い時間(200msから500ms)が適しています。
- フィルターを追加:ノイズをさらに軽減するために、OBSにはノイズリダクションフィルターを追加できます。これにはプラグインが必要かもしれません。以下の手順に従ってフィルターを設定してください:
- ソースを右クリックし、フィルターを選択します。
- フィルターの追加ウィンドウが開きます。ここで「ノイズリダクション」を選択します。
- 選択したフィルターの設定ウィンドウが開き、適切な設定を行います。フィルターに関する詳細な情報は、そのフィルターのドキュメンテーションを参照してください。
これらの手順に従って、OBSでノイズが乗りにくい音声設定を行うことができます。ただし、ノイズの原因や設定の最適な値は状況によって異なるため、調整と試行錯誤が必要かもしれません