多くのライバーやVtuberなどからの支持を受けるYAMAHA(ヤマハ)のオーディオインターフェース内蔵ミキサーである『AG03』。
今回は、そんな『AG03』について初心者向けに導入方法や基本的な使い方を紹介していきます。
なお、今回は『AG03』の後継モデルである『AG03MK2』を使って解説をしていきます。
- 電源周りが「USB-C」のため取り回しやすい
- ミュートボタンが搭載
- AUX端子が4極ケーブルに対応し、Androidからの配信が可能
とメリットが多く、値段もほとんど変わらないため、今から買うなら『AG03MK2』がオススメです。
AG DSP Controllerをインストールする
各機器の接続を行う
1. USB-Cケーブルを本体に差し込み、電源を供給
『AG03』の背中側には2つのUSB-Cの端子があります。
その内、左側の「5V DC」と書かれている側が電源の端子です。
USB-Cケーブルを使って電源と接続しましょう。
その後、電源ボタンを押し、ランプが点灯すれば電源との接続が完了します。
2. USB-CケーブルをPCまたはスマートフォンに差し込む
次は『AG03』の背中側にあるもう1つのUSB-C端子とPCにケーブルを接続しましょう。
右側の「USB2.0」と書かれた端子とPC(またはスマートフォン)をUSB-Cケーブルで接続します。
3. マイクを差し込む
マイクと『AG03』を接続します。
マイクの接続端子は2種類あり、左上側にあるXLRタイプの入力端子と、中央にある「HEADSET」と書かれた入力端子があります。
使用するタイプに合わせて接続を行いますが、今回はXLRタイプの接続を行います。
ファンタム電源がOFFになっていることを確認する
ファンタム電源を流したままケーブルを抜き差ししてしまうと、その際に大きな音がなってしまい音響機器が壊れる原因になります。
マイクケーブルを抜く場合は、必ずファンタム電源をオフにしてから抜くようにしましょう。
マイク-『AG03』間でXLRケーブルを接続する
XLRケーブルでマイクと『AG03』を接続しましょう。
向きがあるのでよく確認して接続を行います。
4. 動作テストを行う
出力音量とゲインが0になっていることを確認する
ファンタム電源のON・OFF時に、ノイズが発生してしまう場合があります。
『AG03』の出力音量やゲインが上がった状態でオンにするとノイズが発生しやすいため、出力音声やゲインが0であることを確認してからON・OFFを行いましょう。
フェーダーを上げ、マイクの前で話してみる
フェーダーでマイクの音量をあげ、電源ボタンの下にあるPEAK/SIGランプが点灯するか確認しましょう。
フェーダーは基本的に、太い線より上までもっていくと良いでしょう。
点灯すれば問題なく動作しています。
マイクの音量を調節する
話している時にPEAKの赤いランプが点灯し続けている場合は音量が大きすぎる(音割れを起こしている)サインなので、その時は大きな声で話した時に赤いランプが点灯するくらいにマイクフェーダーとGAINつまみを適度に調節し直します。
これでAG03の接続はOKです。
OBSで『AG03』を反映させて配信を行う
「INPUT MIX」時の設定(推奨)
- 「TO PC」スライドスイッチを「INPUT MIX」にする。
- 「設定」→「音声」を開く。
- 「デスクトップ音声」で「既定」を選択する。
- 「マイク音声」で「ライン(AG03)」を選択する。